第15回目の旅行ブログは、「ウズベキスタン旅行記+少しカザフスタン」です。8月の夏季休暇で8泊10日でウズベキスタンとカザフスタンへ1人旅に行ってきました。およその日程は以下の通りです。
1日目 羽田=>ソウル乗継ぎ=>アルマトイ(カザフスタン)
2日目 アルマトイ市内観光
3日目 アルマトイ=>タシケント(ウズベキスタン)=>サマルカンド
4日目 サマルカンド観光
5日目 サマルカンド=>ブハラ
6日目 ブハラ観光
7日目 ブハラ=>タシケント
8日目 タシケント観光
9日目 タシケント=>
10日目 ソウル乗り継ぎ=>成田
(計アルマトイ2泊+サマルカンド2泊+ブハラ2泊+タシケント2泊)
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今回は初上陸の中央アジア2か国に行ってみました。ウズベキスタンの青色の建築物が多い街並みをTVやYoutubeなどで見ていて、以前から行ってみたいなと思っていったのですが、日数や希望便が飛んでいなかったりでタイミングが合わなくてなかなかいけない国でした。しかし、今年の夏季休暇は長期で、また良い便を探し出せたことでようやく実現できました。前々から非常に興味があった国、今回実際行ってみてどのような旅になるのでしょうか。
<1日目>
初日は羽田からソウルに乗り継いでカザフスタンのアルマトイまで行きます。今回は合計で7回の飛行機搭乗と現地で2回列車に乗る予定です。そのうちウズベキスタン国内線1回を除いて、6回は格安で購入したビジネスクラスです。
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まずは羽田から仁川までアシアナ航空です。深夜便でしたが、夏休みということで満席でした。この後あっという間に2時間ほどでソウル到着です。
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仁川空港はこの1年半の間に3回目なので見慣れた空港の風景です。仁川空港に早朝4時に到着して、次の出発が11時ですので約7時間待ちです。カウンターは3時間前にならないと開かないため近くの椅子に座りスマホを見て時間潰しです。
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ようやくチェックインをし、出発時間になったので搭乗口へやってきました。
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今回はソウル=>アルマトイ、アルマトイ=>タシケント、タシケント=>アルマトイ=>ソウルの4区間をエアーアスタナというカザフスタンの航空会社に初搭乗です。最初は日本に飛んでないし微妙なLCCに近い航空会社かなと思ったのですが、調べていくと比較的評価が高かったことや、料金も安かったことが決め手となりました。飛行機はB767と一世代前の型の飛行機ですが、運航年数も若く座席もかなり新しく綺麗でした。
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飛び立ってすぐに、昼食となりました。写真は前菜ですが、彩りもきれいでおいしそうですね。
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ソウルから約6時間かけてようやくカザフスタンのアルマトイに到着です。
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もうすぐでアルマトイ空港に着陸です。
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無事アルマトイに到着しました。入国審査を抜け空港のATMで現金をキャッシングして空港の外へ。時間は15時頃ですが、気温は35度くらいで暑い暑すぎる。Yandex Goというアプリを事前にインストール済でしたが、Yandex GoはUberのロシア版のようなアプリで、旧ソ連圏で共通で利用されており、ここカザフスタンだけでなくウズベキスタンでも使えるため旅行者には必須のアプリです。本来はYandex Goのアプリに現地に到着後にクレジットカードを登録しておけばそこから決済してくれるのですが、カザフスタンでは持っていた3つのクレジットカードがすべて登録してもエラーになり、結局カザフスタンではクレジットカード登録できませんでした。カザフスタンでは海外のクレジットカード登録ができないのかもしれません。しかたなくYandx Goで車をホテルまで手配しましたが、カザフスタンではYandex Goで車を呼んで降りる際に現金で払うという謎の流れになったので往復の空港~ホテル間でしかYandex Goを利用しませんでした。
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アルマトイ空港から25分ほどでホテルへ到着です。今回宿泊するホテルは「Mercure Almaty City Center」で、こちらに2泊します。
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ホテルにチェックインした後、早速ホテル近くを歩いてみます。しかし夕方ですが気温は35度以上とかなり暑いです。
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暑いから人通りも少ないです。
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ゼンコフ大聖堂(昇天大聖堂)までやって来ました。この教会は1904年に釘を使わずに建築された世界唯一の木造ロシア正教会として有名な観光スポットです。
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ゼンコフ大聖堂(昇天大聖堂)を見た後はホテルまで戻りました。アルマトイにはCU(韓国のコンビニ)が多くあったのが意外でした。今日はコンビニで軽めの夕食とビールを買って早めの就寝となりました。
<2日目>
今日から本格的に観光がスタートです。朝の時点ではアルマトイ市内観光はすることは決めていましたが、郊外のBig Almaty Lakeまで足を延ばすか決めかねていました。
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まずは朝食会場です。Mercureですので、世界共通の一般的な朝食です。
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どこに行ってもお決まりの、パン、ソーセージ、ハム、チーズ、ハッシュドビーフ、オレンジジュース、コーヒーなどです。
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朝食を食べた後は早速市内観光に出発です。まずはグリーンバザール(Green Bazar)からスタートです。古い歴史を持つ市場で、野菜果実、肉類、スパイス、チーズどが並び、カザフスタンの食文化に触れられます。
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野菜や果物類も豊富で、日本には無い野菜果実も多いため、見ていて楽しいです。
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肉類も量り売りしていますが肉の量が半端なく大きいですね!
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市場を散策した後、現金の持ち合わせがほとんど無かったために近くのATMを探し現金をキャッシングしようとしましたが、カザフスタン語かロシア語しかないATMか、ようやく英語のATMを見つけてもことごとくエラーに。画面のお金引き出しボタンを押してもオペレーターにつなげかSMSからのPINコードを入力してのような文が出てきて、30分くらい周辺のATMを探しまわりましたが結局現金を引き出すことができずに仕方なしに次の観光地である近くのパンフィロフ公園(Panfilov Park)へ。ここは大きな公園になっており、第二次世界大戦で戦ったパンフィロフ部隊の名前が付けられています。現金がないため一度ここでホテルへ戻ることにしました。
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ホテルに戻り近くのATMも30分くらい探したのですが、数ヵ所目のATMで先にクレジットカードを入れると違う画面が表示され現金を引き出せることがわかり、ようやく現金を引き出せました。海外のATMはクレジットカードを先に入れると出てこなそうな雰囲気もあり、先に画面のボタンを押して後からクレジットカードを入れると思ってたので、あまりにも単純な勘違いに時間を1時間以上無駄に費やしてしまいました。結局その無駄な時間があったことで時間がかかる郊外のBig Almaty Lakeへ行くのを諦めることになりました。結果的に今回はアルマトイ市内観光のみとなりましたが市内観光再開です。ホテルで少し休んだ後はカザフスタンの地下鉄に乗ってみました。地下鉄の駅は旧ソ連の駅のようですが、車両は韓国製です。
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次に行くコクトベ(Kok-Tobe Hill)のAbay駅で降りました。ここから数分歩くとコクトベ(Kok-Tobe Hill)へのロープウェイ乗り場があります。アルマトイでは電動キックボードを乗っている人がかなり多く、自分も一度乗ってみたいと思ったのですが利用方法が難しそうなので断念しました。
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ここから丘の上までロープウェイに乗ります。片道約1000円、往復約2000円でクレジットカードが使えました。往路上りはロープウェイで復路下りは歩きにて帰ってくることしましたが、下りといっても気温が35度以上あるので、どこまで歩けるかが不安です。
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とりあえず知らない方と6人くらい相乗りに。このロープウェイで7~8分乗ります。
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コクトベ(Kok-Tobe Hill)の頂上に着きました。
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コクトベ(Kok-Tobe Hill)の頂上にはこのような観覧車があったり、他にも遊園地的なものがありました。少し一昔前のというか昭和の遊園地的な感じです。
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コクトベ(Kok-Tobe Hill)からアルマトイ市内を見下ろします。
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緑が多くきれいな街です。実際に街中でも公園が数多くあり非常に整備されてました。
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一通り丘の上を散策した後はここから徒歩で市内まで下りていきます。
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先ほどのコクトベ(Kok-Tobe Hill)の頂上の先にはアルマトイタワーがあるのですが、今は登れないようです。
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丘から下りている途中でのアルマトイ市内の景色です。
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丘のふもとまで徒歩で下りてきて、そこから市内への路線バス乗り場があったのですが、大きな紙幣しかなく細かい現金がなかったために乗ることができず仕方なしに歩いてホテルまで帰ることにしました。歩いて帰るといってもホテルまで約8kmくらいあります。結局2時間くらいかけて気温35度以上の中ホテルまで歩いて帰りましたが、かなり疲労したためこの先長い旅のため体力を温存しホテルで小休憩した後にホテル近くの繁華街や街を散策し、アルマトイ観光は終了となりました。アルマトイ市内や郊外にはもう少し観光スポットがあり、もう1日あればよかったと感じましたが次回の機会にとっておきます。カザフスタンは天然ガスなどで潤っており、アルマトイも想像以上に都会で非常にきれいな街並みで治安も良いです。
<3日目>
この日は昼の便でアルマトイ(カザフスタン)からタシケント(ウズベキスタン)へ向かい、タシケントで約6時間待ちを経て鉄道でサマルカンドへ移動します。
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ホテルからアルマトイ空港へ向かう車からカザフスタンの鉄道が見えました。
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アルマトイ空港もこじんまりとした空港です。
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沖止めでしたのでバスで移動してタラップを上ります。
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シートは狭かったのですが、1時間くらいなので問題ありません。アルマトイ~タシケント間は約800kmくらいの近距離で、東京~広島と同じくらいの距離です。
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1時間くらいしてタシケントの街並みが見えてきました。
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タシケント空港に到着しました。ここはウズベキスタンの首都空港ですが大きくない空港でした。窓からウズベキスタン航空の機体も見えます。この後スムーズに入国審査を終えました。現在の時刻は14時前、タシケント駅からの列車発車時刻が19:40発のため約6時間くらいの待ち時間を過ごさなくてはならないのですが、タシケント駅は待合室が狭く座って過ごすカフェなどもあまり無いという情報から空港で待ち時間をつぶそうと計画していました。入国審査を終えて外へ出たものの、出発ターミナルに入るにはパスポートチェックと当日のeチケットチェックをしないと入れないため、結局タシケント駅で時間をつぶすこととなりました。Yandex Goにクレジットカード登録ができるかトライしてみると、ここウズベキスタンではクレジットカード登録ができました。
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この日のタシケントの気温は39度と暑すぎました。空港からタシケント駅までYandex Goで車を呼んで10分ほどでタシケント中央駅に到着です。タシケント中央駅は外観は立派な駅舎です。
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中に入ると古い駅舎で待合室はベンチが50席くらいはあったものの、列車を待つ人でほぼ満席です。お店もキヨスクみたいな売店が数件あります。ここで約5時間以上を過ごします。
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待合室の入口に日本と同じタイプの自動販売機が。海外では自動販売機が珍しいので写真を撮ってみました。
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暇なので待合室を出たり入ったり、駅のホームまで行ってみたり。ホームには旧ソ連時代の客車かと思われる列車が止まってました。
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ようやく出発時間前になり高速鉄道アフラシャブ号が入線してきました。スペインのタルゴの車両です。タシケントからサマルカンドまでは距離が約340kmで2時間半かけて走ります。最高時速210km前後のようです。
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列車が発車してから無料の軽食が配られました。
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ようやく22:10にサマルカンドに到着です。アルマトイのホテルを朝出発してから長かった~。この後Yandex Goで15分ほどでホテルに到着です。

サマルカンドのホテルは「Zarafshon Parkside Hotel」です。ここは古いお屋敷のような建築を改装しホテルとして利用されています。いつも泊まるホテルとは違いなかなか趣のあるホテルでした。(写真は翌日の昼に撮影したもの)
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チェックインし荷物を置いて、すでに23時になっていたのですが居ても立っても居られないため、この旅の最大の目的地であるレギスタン広場へ。ホテルから2kmほどあるのですが、徒歩で急いで向かいました。
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着きました!!ウズベキスタンと言えばでお馴染みのレギスタン広場です。23:30過ぎでもライトアップされていて非常に幻想的で感動しました。見た後は来た道をホテルまで歩いて帰り、この後就寝となりました。
<4日目>
4日目は青の都サマルカンドの建築物と街並みの1日観光です。サマルカンドは日本でいえば京都のような古都という感じで、ウズベキスタン観光の目玉となる都市です。

ホテルの部屋から中庭を見渡すとこのような景色が。宮殿に泊まっているような感覚です。
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さて、お楽しみの朝食です。野菜果実やパン類、チーズ、ヨーグルト等豊富でよい感じです。そういえばカザフスタンにもウズベキスタンにもスイカが豊富にありました。スイカって勝手に日本のイメージだったんですが、中央アジアでも多く栽培されているようです。
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自分的に食べる朝食はいつもほぼ同じメニューです。
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朝食後は早速市内観光をスタートです。昨夜も通った道を進んでいきます。この日は朝の気温が約30度、昼夕の気温は約35度くらいありました。
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2km歩いてレギスタン広場に到着です。昨夜のライトアップされた景観とは違いこれはこれで非常に美しい景観です。空も雲ひとつもない快晴ですね。マドラサというイスラム教の神学校が三棟建っており、左手がウルグ・ベク・マドラサ、右手がにシェル・ドル・マドラサ、中央奥がティリャー・コリーモスクマドラサです。
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入場料(約800円)を購入し広場の中へ入ります。クレジットカードが使えました。
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右側のシェル・ドル・マドラサです。
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左側のがウルグ・ベク・マドラサです。
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中央のティリャー・コリーモスクマドラサの中庭に入ってみました。
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民族衣装を着て撮影している人も。新婚さんの写真撮影でしょうか。世界遺産とウズベキスタン民族衣装の組合せはなかなか映えますね。
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30分ほどレギスタン広場を見た後は、1kmくらい歩いてビビ・ハニーム・モスクへ。ビビハニム・モスクは、アミール・ティムールが王妃のために建てたモスクです。
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中庭に入るとこのようなガラス張りの台があり、これは巨大なコーランを置く台で、この周りを願いをかなえながら3周まわると願いがかなうらしいです。この後少々体調が悪くなりYandex Goを呼んで一度ホテルに戻ることにしました。
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ホテルで小休憩したところ、体調が回復したため観光を再開します。ホテルからYandex Goでウルグ・ベク天文台へ来ました。ここはティムール朝の王で天文学者でもあったウルグ・ベクの作った天文台です。
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写真撮影代を含んだ入場料は約700円と高めで、博物館があるのですが小さくて2~3分ですぐに見終わる感じでした。珍しく行かなくてよかったかもと思った少々残念な観光スポットでした。
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次は2kmくらい歩いてシャーヒ・ズィンダ廟群です。ここは廟群というお墓の集まりなのですが、これぞサマルカンド・ブルーという美しい青の霊廟が建ち並んでいます。ここもレギスタン広場と並ぶサマルカンド観光の名所です。
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きれいな建築物に、これぞウズベキスタンを感じる瞬間です。

建築物の天井を見ても緻密な模様が無数に描かれており、非常に繊細できれいな幾何学模様です。
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青色のタイルが映えますね。人気の観光スポットということで多くの人が訪れていました。

どこを見てもウズベキスタンらしい景観といえますね。
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次はシヨブ・バザールに向かいますが、遠目からビビハニム・モスクの写真を撮ってみました。
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シヨブ・バザールはビビハニム・モスクの隣にあります。ナンやドライフルーツ、スパイス、新鮮な果物やナッツ類などが並び、地元の人も買い物をしている姿が見られます。この後はゆっくりホテルまで戻り、夕方もホテル周辺を散歩しサマルカンドの1日観光は終了となりました。
<5日目>
5日目はサマルカンドから次の目的地ブハラに向かいます。
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まずはホテルからサマルカンド駅までYandex Goを呼んで到着です。
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中に入るとタシケント中央駅より広かったです。
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ホームに出てみると、またソ連時代のような古い客車が止まってました。
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ブハラまでの移動も高速鉄道アフラシャブ号です。タシケント=>サマルカンド=>ブハラというようなルートで走っているので、今回は途中のサマルカンドから乗車です。
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サマルカンドからブハラまでは約2時間の列車旅です。先日のタシケント=>サマルカンドへの車窓は夜だったので全く外は見えませんでしたが、今回は日中のためずっと外を眺めていました。とはいっても車窓はほとんどこんな感じです。
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約2時間後ブハラに到着しました。終点ですので全員降ります。
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ブハラ駅です。何かどの駅も建築方法が一緒なのか全部同じに見えます。
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ブハラ駅からYandex Goでホテルまで約30分で到着です。ブハラのホテルはMercure Bukhara Old Townです。
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チェックインして15時ごろになっており、朝食しか食べてないためお腹がすいてきました。ちょっと早いですが、夕食を食べに行きたいと思います。海外でもあまりローカルなレストランで外食をしないのですが、今回はネットで見てて美味しそうだなと思える店を見つけていたので、そのレストランへ向かいます。
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ホテルから約1kmほど歩いて、Old Bukhara Restaurantに到着です。(写真は翌日夜に撮ったもの)
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夜は混んでいる人気店のようですが、まだ15時過ぎでしたので予約なしに入れました。素敵な中庭があり、2階の小部屋に案内されました。
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英語のメニューがあり、店員さんがおすすめを案内してくれました。ちなにに子の小部屋はテーブルが6~7つくらいあり、私を含めて3組しかいなかったのですがすべて日本人でした(苦笑)。ブハラはウズベキスタンでも結構田舎のほうですが日本人恐るべしと感じた瞬間です。とりあえず前菜としてトマトのサラダを注文しました。トマト+バジル+オリーブ+パクチーのような味で非常に美味しかったです。
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ラムの骨付き唐揚げのようなもの。本来ラムとか苦手で食べないのですが、これは臭みもなく本当に美味しかったです。ビールも一緒に注文しましたが、ビールにめちゃくちゃ合います。この他にもシャシリクという串刺しの牛肉も食べました。海外の外食でこんなに美味しかったのは初めてです。お腹も心も満腹となりました。食べ過ぎたので一度ホテルへ戻り休憩です。
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途中の個人商店のようなところへ寄ってみましたが、大きなスイカが売られていました。中央アジアではスイカの栽培も盛んのようです。
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ホテルの近くに、ウズベキスタン名物の大きなナンが売ってました。ベーグルというか少し柔らかめのフランスパンのような味です。
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1個買ってみましたが、何と3000スム(約35円)という格安です。

夜になったので20時からライトアップされるというブハラ一番のシンボルスポットである、カラーン・ミナレットまで歩いて向かいます。日没が遅いため、これでもすでに19:20頃の写真です。

カラーン・ミナレットに到着し、少し待っていたら20時前くらいにライトアップされました。きれいで神秘的ですね。中央アジアですが、イスラム系の建築が多く中東のような雰囲気でもあります。この後はホテルへ戻って就寝となりました。
<6日目>
6日目はブハラの1日観光です。
①チャール・ミナール=>②ナディール・ディバンベキ・メドレセ=>③クケルダシュ・マドラサ=>④ラビハウズ=>⑤ナディール・ディヴァン・ベギ・マドラサ=>⑥マゴキ・アッタリ・モスク=>⑦タキ・バザール=>⑧ウルグベクメドレセ=>⑨アブドゥールアジスハーンメドレセ=>⑩カラーン・ミナレット=⑪アルク城=>⑫ボロハウズモスク=>⑬イスマイール・サーマーニ廟と全て徒歩で周る予定です。

まずはブハラでの初朝食。ホテルの朝食レストランです。種類も豊富ですべて美味しそうですね。ホテル朝食は旅行の1つの楽しみです。

テラス席があったので、テラスで食べてみました。

ブハラの街並みを見ながら食べる朝食は格別です。
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朝食後はブハラ観光のスタートです。今日も朝から暑く日中は38度くらいになるそうです。まずは①チャール・ミナールです。ここは有料でしたが、屋上に登れました。
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屋上から見た景色です。屋上といっても3階くらいの高さなんで、そんなに良い景色というわけではありません。
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次はラビハウズ中心のほうへ歩いていきます。ここは街の一番の中心地なので、道もきれいに舗装され、観光地化されています。
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②ナディール・ディバンベキ・メドレセです。ラビハウズ隣にあります。

③クケルダシュ・マドラサです。これも隣にあります。
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④ラビハウズというブハラの旧市街にある人工池です。ブハラの中心地(繁華街)で、周りにはレストランやカフェ、お店などがあります。
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⑤ナディール・ディヴァン・ベギ・マドラサです。
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次の観光スポットに歩いていきます。映画のワンシーンに出てきそうな街並みです。
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⑥マゴキ・アッタリ・モスクです。1934年に発掘されるまで、ほとんどの部分が地中に埋まっていたモスクです。
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⑦タキ・バザールにやってきました。良い雰囲気ですね。
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⑧ウルグベクメドレセです。
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⑨アブドゥールアジスハーンメドレセです。ウルグベクメドレセの向かい側にあります。青色のタイルが映えますね。
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次はカラーン・ミナレットまで歩いていきます。この景色、千葉にある有名なテーマパークの中東エリアのようです。
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⑩カラーン・ミナレットにやってきました。昨夜も来ましたが、日中は気温は35度以上あったためか人が少なかったです。
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⑪アルク城です。ラクダさんがいました。

アルク城の屋上です。約100年前にソ連軍に破壊されたそうで、破壊された更地みたいになっています。
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アルク城の屋上から見た、カラーン・ミナレット方面の景色です。ウズベキスタンらしい街並みが見渡せます。
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⑫ボロハウズモスクです。アルク城の隣にあります。

⑬イスマイール・サーマーニ廟の入口です。
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中は公園のようになっており、一番奥にイスマイール・サーマーニ廟がありました。ここでブハラの主要な観光スポットは周りました。時間的にはお昼前後ですので、周る箇所は多かったのですが比較的狭いエリアに観光スポットが集中しているため、半日程度で周れました。暑すぎてバテたので、この後はホテルで休憩してから昼食を食べに行きたいと思います。
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ホテルへ一度戻った後、近くの有名なプロフ屋さんに来ました。

昼過ぎで有名店ということもあり、かなり混んでいました。
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プロフとは、米、肉(主に羊肉)、人参、玉ねぎなどを油で炒めてから炊き上げる、ウズベキスタンを代表する伝統的な国民食の炊き込みご飯(ピラフ)です。メニュー上から2番目の1人前43000スム(約500円)と、トマトサラダとスプライトを注文しました。
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プロフ(ピラフ)が来ましたが量が多い。さらにスプライトはペットボトルできました(苦笑)。プロフは美味しかったですが、オイリーな感じです。小サイズでよかったかもしれません、少し食べ過ぎました。食後、ホテルへ戻って小休憩となりました。日中は暑すぎて外に出るのは体力を使うため、夜涼しくなったらになったら再度散策しようと思います。
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夜になり昨日も来たOld Bukhara Restaurantに2日連続で夕食を食べにやってきました。お昼に食べたプロフがお腹に残っていたものの、昨日美味しかったので再訪問しました。
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まずはブハラのサラダです。フォークで崩すと崩れるのですが、味や触感はマヨネーズ味のスパゲッティサラダです。
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メインは、羊肉の煮込みを食べました。昼食を食べていたため、サラダの時点でお腹がいっぱいになり、量が多いこの肉料理を食べるのに苦労してしまいました。
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かなりお腹がいっぱいになったため周辺を散歩してからホテルへ帰ることにしました。夜は気温も涼しくなりライトアップされ、人通りもかなり賑やかです。
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ライトアップされた、カラーン・ミナレットです。21時過ぎですが幼稚園や小学生くらいの子連れの地元の方が多くびっくりしました。多くの小さい子が元気に走り回っていました。日本なら小さい子は寝る時間ですが、夜になって涼しくなってから外に出るようです。
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非常に幻想的ですね。ここに来るのはすでに3度目です。この後はホテルへ戻って6日目も終了となりました。
<7日目>
7日目はブハラからタシケントへの移動日です。
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まずはホテルでの朝食から。良い景色ですね。
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ホテルをチェックアウトし、Yandex Goでブハラ空港へやってきました。

空港の入口で荷物検査を受けチェックインカウンター前で待つことに。ブハラ国際空港という名前ですが、チェックインカウンターが4つしかありません。また出発2時間前ですが、カウンターにスタッフがいません。本当にここでよいのか不安になりました。やっと1時間半を切ったころにスタッフが出てきてチェックイン開始となりました。
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搭乗ゲート前の待合室です。まるで公民館の待合室みたいです、、、。
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搭乗口から徒歩での搭乗です。徒歩での搭乗は初めてかもしれません。ブハラからタシケントまではSilkaviaという新興の航空会社で約4年前に設立されたウズベキスタンの航空会社です。プロペラ機でバンコクエアウェイズから買った中古機のようです。

機内はこんな感じです。

久しぶりのプロペラ機で少し不安でした。プロペラの真横席でプロペラが外れてこちらに飛んでこないよね?、とよからぬ不安を抱きました。この後、無事に1時間ほどでタシケント空港へ到着しました。

空港からはYandex Goでホテルへ。タシケントのホテルは、Crowne Plaza Tashkentです。部屋もきれいなホテルで満足でした。

夕方になりタシケント市内の散歩を兼ねて夕食を取りに出かけました。

ホテルから歩いて4kmほどの、ネットで目星をつけていたAfsona Shevchenkoというレストランへ行きました。シャシリク5本セットというのを注文するか迷い、店員さんに「1人では量が多すぎですか?」と尋ねたところ、「量は多いと思うけど、食べられない量でもない」というような返事だったので注文してみました。結果的に食べられたのですが、量がかなり多く2~3人でシェアする量でした。

かなり満腹となったためホテルまで歩いて帰るのがしんどくなり、街中で多く見かけた電動キックボードで帰ろうと思ったのですが、ロック解除の仕方や支払い方法がわからないので躊躇。ハンドル部分にあったQRコードを読み取ると、タクシーアプリのYandex Goのアプリが起動し、同じアプリ内で電動キックボードが乗れることが判明。1分いくらみたいなプランを選んでアプリの確定ボタンをスライドしたら、ロックが解除されました。日本では電動キックボードを乗ったこともなかったため、操作方法が不明だったのですが、試していくうちにハンドル横に右手親指で押すアクセルボタンがあることが分かり、無事に乗ることができました。初めて乗りましたが最大時速20kmというのが思ったより早いこと、道路の小さな段差が結構きついという苦難もありましたが慣れてくると快適に。乗らないとアクセルが動かない設計になっています。暑い中歩いていたのが馬鹿らしくなり、タシケント滞在中5回ほど乗ってしまいました。これで7日目も終了です。
<8日目>
8日目はタシケント市内観光です。

まずはCrowne Plaza Tashkentで初めての朝食です。食材も豪華ですね。

朝食はいつものメニューです。

朝食後は早速タシケント観光です。今日の日中の気温は35度以上です。

このようなきれいな街並みを歩いていきます。

まずは、ハスト・イマーム建築群にやってきました。ここはイスラム建築の複合施設で、多くのモスクやメドレセが建っています。イスラムの歴史と宗教、建築を感じることができ、タシケントで象徴的なエリアとなっています。現在はこのエリア全体で大掛かりな工事中でした。


このモスクも工事中でしたが、今まで見たモスクで一番大きいモスクでした。

横から見たモスク。

模様も細やかで、青色タイルが壮観ですね。

次はチョルス・バザールにやって来ました。

食べ物、農産物、果実、衣類、食器、布、食品、家庭用品など多種多様なものが売っている大きな市場でした。

次はクケルダシュ・ マドラサです。マドラサ(メドレセ)はイスラムで、神学・法学などの高等教育受けたり、イスラム教の指導者を養成するための神学校です。

中に入ると10~15人くらいの教室がいくつもあり、中で20~50歳代くらいの女性が授業のようなものを受けていました。

タシケントシティモールです。タシケントには近代的な街もあります。

次は独立広場まで向かいます。途中で多くの警官が周辺を警備をしている箇所があり緊張が走りました。スマホで調べると歩いている道の川を挟んだところには何とウズベキスタン大統領府がありました。

この街並みもきれいですね。

独立広場の公園を歩きます。ここも大統領府に隣接しているため多くの警官がいます。

独立広場です。

次はタシケントの中心に位置するアミール・ティムール広場です。後ろの建物は旧ソビエト時代の象徴的な有名ホテルだったウズベキスタン・ホテルです。

次は、聖母被昇天大大聖堂です。建築は1871年で150年以上の歴史です。

タシケントの地下鉄にも乗ってみました。旧ソ連の面影を感じる駅です。

「道」です。おもわず写真を撮ってしまいました。

地下鉄を降りて、タシケントテレビ塔に向かいます。

展望台まで登ってきました。高さ375メートルのこのタワーは1980年代に建設されたようです。ここからタシケント市内を見渡せます。

高層ビルはそんなになく、平屋の家が多いですね。緑がかなり多い街です。

宿泊しているホテル方面を見渡すと、遊園地やプールが見えました。

テレビ塔からホテルまでは3kmくらいあったので、電動キックボードで帰ってきました。だいぶ乗りなれてきました。この後はホテルでゆっくりし、すべてのウズベキスタン観光はここで終了となりました。
<9日目>
長かった旅も終わり、今夜帰国します。

朝食を食べた後、お土産を買いに2km離れたスーパーへ電動キックボードでやって来ました。スーパーは他の海外にあるスーパーと品揃えも一緒です。この後ホテルへ戻り、出発前までホテルでくつろいでました。

ホテルをチェックアウトし、出発時間より早めにタシケント空港に到着です。

タシケント空港内もこじんまりした空港です。お土産屋などを見ながら時間をつぶしました。

出発時間になりバスで飛行機まで向かい搭乗です。

まずはタシケントからアルマトイまで1時間ちょっとのフライトです。

タシケントを離陸すると窓から、昨日訪れたタシケントテレビ塔が見えました。
<10日目>
日が変わり、深夜発で乗り継ぎのアルマトイ=>ソウル便に搭乗です。

日本には無い飛行機の照明色ですね。

アルマトイを離陸しました。さようなら、カザフスタン。

6時間ほどのフライトでソウル仁川空港に到着です。

仁川空港では、ちょうど1年前にも見た朝鮮時代伝統文化の催し物です。1年の経過は早いものです。

仁川=>成田はアシアナ航空です。この後2時間ほどで無事に成田空港へ到着しました。10日間の旅行は長かった~。
これで「ウズベキスタン・カザフスタン旅行記」は完了です。
ウズベキスタンやカザフスタンは治安も良く、食事も日本人には合うのではないかと思います。また世界遺産も多く、かなり見どころも多い国で物価が安いためおすすめです。日本人観光客も想像以上に多く子連れの家族も多く見ました。ぜひ一度行かれてみてはいかがでしょうか。
最後に良い点と、注意点を記します。
【ウズベキスタン・カザフスタンの良い点】
・ホテルやレストランは英語が通じることが多い。
・物価は比較的安い。
・治安は日本と同じくらい良い、想像以上にきれいな街並み。
・食事も日本人には合う。
【ウズベキスタン・カザフスタンの注意点】
・Yandex Go(Uberのロシア版)というアプリは必須。
=>Yandex Goをクレジットカード登録するには、現地に行ってからでないとできない。ただし私はカザフスタンではカード登録できずすべて現金払いとなった。ウズベキスタンは現地でカード登録ができた。
・7月、8月は酷暑で、35度~40度となる。
最後まで読んでいただき有難うございました!
【了】
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1日目 羽田=>ソウル乗継ぎ=>アルマトイ(カザフスタン)
2日目 アルマトイ市内観光
3日目 アルマトイ=>タシケント(ウズベキスタン)=>サマルカンド
4日目 サマルカンド観光
5日目 サマルカンド=>ブハラ
6日目 ブハラ観光
7日目 ブハラ=>タシケント
8日目 タシケント観光
9日目 タシケント=>
10日目 ソウル乗り継ぎ=>成田
(計アルマトイ2泊+サマルカンド2泊+ブハラ2泊+タシケント2泊)
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今回は初上陸の中央アジア2か国に行ってみました。ウズベキスタンの青色の建築物が多い街並みをTVやYoutubeなどで見ていて、以前から行ってみたいなと思っていったのですが、日数や希望便が飛んでいなかったりでタイミングが合わなくてなかなかいけない国でした。しかし、今年の夏季休暇は長期で、また良い便を探し出せたことでようやく実現できました。前々から非常に興味があった国、今回実際行ってみてどのような旅になるのでしょうか。
<1日目>
初日は羽田からソウルに乗り継いでカザフスタンのアルマトイまで行きます。今回は合計で7回の飛行機搭乗と現地で2回列車に乗る予定です。そのうちウズベキスタン国内線1回を除いて、6回は格安で購入したビジネスクラスです。
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まずは羽田から仁川までアシアナ航空です。深夜便でしたが、夏休みということで満席でした。この後あっという間に2時間ほどでソウル到着です。
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仁川空港はこの1年半の間に3回目なので見慣れた空港の風景です。仁川空港に早朝4時に到着して、次の出発が11時ですので約7時間待ちです。カウンターは3時間前にならないと開かないため近くの椅子に座りスマホを見て時間潰しです。
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ようやくチェックインをし、出発時間になったので搭乗口へやってきました。
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今回はソウル=>アルマトイ、アルマトイ=>タシケント、タシケント=>アルマトイ=>ソウルの4区間をエアーアスタナというカザフスタンの航空会社に初搭乗です。最初は日本に飛んでないし微妙なLCCに近い航空会社かなと思ったのですが、調べていくと比較的評価が高かったことや、料金も安かったことが決め手となりました。飛行機はB767と一世代前の型の飛行機ですが、運航年数も若く座席もかなり新しく綺麗でした。
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飛び立ってすぐに、昼食となりました。写真は前菜ですが、彩りもきれいでおいしそうですね。
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ソウルから約6時間かけてようやくカザフスタンのアルマトイに到着です。
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もうすぐでアルマトイ空港に着陸です。
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無事アルマトイに到着しました。入国審査を抜け空港のATMで現金をキャッシングして空港の外へ。時間は15時頃ですが、気温は35度くらいで暑い暑すぎる。Yandex Goというアプリを事前にインストール済でしたが、Yandex GoはUberのロシア版のようなアプリで、旧ソ連圏で共通で利用されており、ここカザフスタンだけでなくウズベキスタンでも使えるため旅行者には必須のアプリです。本来はYandex Goのアプリに現地に到着後にクレジットカードを登録しておけばそこから決済してくれるのですが、カザフスタンでは持っていた3つのクレジットカードがすべて登録してもエラーになり、結局カザフスタンではクレジットカード登録できませんでした。カザフスタンでは海外のクレジットカード登録ができないのかもしれません。しかたなくYandx Goで車をホテルまで手配しましたが、カザフスタンではYandex Goで車を呼んで降りる際に現金で払うという謎の流れになったので往復の空港~ホテル間でしかYandex Goを利用しませんでした。
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アルマトイ空港から25分ほどでホテルへ到着です。今回宿泊するホテルは「Mercure Almaty City Center」で、こちらに2泊します。
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ホテルにチェックインした後、早速ホテル近くを歩いてみます。しかし夕方ですが気温は35度以上とかなり暑いです。
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暑いから人通りも少ないです。
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ゼンコフ大聖堂(昇天大聖堂)までやって来ました。この教会は1904年に釘を使わずに建築された世界唯一の木造ロシア正教会として有名な観光スポットです。
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ゼンコフ大聖堂(昇天大聖堂)を見た後はホテルまで戻りました。アルマトイにはCU(韓国のコンビニ)が多くあったのが意外でした。今日はコンビニで軽めの夕食とビールを買って早めの就寝となりました。
<2日目>
今日から本格的に観光がスタートです。朝の時点ではアルマトイ市内観光はすることは決めていましたが、郊外のBig Almaty Lakeまで足を延ばすか決めかねていました。
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まずは朝食会場です。Mercureですので、世界共通の一般的な朝食です。
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どこに行ってもお決まりの、パン、ソーセージ、ハム、チーズ、ハッシュドビーフ、オレンジジュース、コーヒーなどです。
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朝食を食べた後は早速市内観光に出発です。まずはグリーンバザール(Green Bazar)からスタートです。古い歴史を持つ市場で、野菜果実、肉類、スパイス、チーズどが並び、カザフスタンの食文化に触れられます。
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野菜や果物類も豊富で、日本には無い野菜果実も多いため、見ていて楽しいです。
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肉類も量り売りしていますが肉の量が半端なく大きいですね!
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市場を散策した後、現金の持ち合わせがほとんど無かったために近くのATMを探し現金をキャッシングしようとしましたが、カザフスタン語かロシア語しかないATMか、ようやく英語のATMを見つけてもことごとくエラーに。画面のお金引き出しボタンを押してもオペレーターにつなげかSMSからのPINコードを入力してのような文が出てきて、30分くらい周辺のATMを探しまわりましたが結局現金を引き出すことができずに仕方なしに次の観光地である近くのパンフィロフ公園(Panfilov Park)へ。ここは大きな公園になっており、第二次世界大戦で戦ったパンフィロフ部隊の名前が付けられています。現金がないため一度ここでホテルへ戻ることにしました。
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ホテルに戻り近くのATMも30分くらい探したのですが、数ヵ所目のATMで先にクレジットカードを入れると違う画面が表示され現金を引き出せることがわかり、ようやく現金を引き出せました。海外のATMはクレジットカードを先に入れると出てこなそうな雰囲気もあり、先に画面のボタンを押して後からクレジットカードを入れると思ってたので、あまりにも単純な勘違いに時間を1時間以上無駄に費やしてしまいました。結局その無駄な時間があったことで時間がかかる郊外のBig Almaty Lakeへ行くのを諦めることになりました。結果的に今回はアルマトイ市内観光のみとなりましたが市内観光再開です。ホテルで少し休んだ後はカザフスタンの地下鉄に乗ってみました。地下鉄の駅は旧ソ連の駅のようですが、車両は韓国製です。
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次に行くコクトベ(Kok-Tobe Hill)のAbay駅で降りました。ここから数分歩くとコクトベ(Kok-Tobe Hill)へのロープウェイ乗り場があります。アルマトイでは電動キックボードを乗っている人がかなり多く、自分も一度乗ってみたいと思ったのですが利用方法が難しそうなので断念しました。
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ここから丘の上までロープウェイに乗ります。片道約1000円、往復約2000円でクレジットカードが使えました。往路上りはロープウェイで復路下りは歩きにて帰ってくることしましたが、下りといっても気温が35度以上あるので、どこまで歩けるかが不安です。
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とりあえず知らない方と6人くらい相乗りに。このロープウェイで7~8分乗ります。
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コクトベ(Kok-Tobe Hill)の頂上に着きました。
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コクトベ(Kok-Tobe Hill)の頂上にはこのような観覧車があったり、他にも遊園地的なものがありました。少し一昔前のというか昭和の遊園地的な感じです。
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コクトベ(Kok-Tobe Hill)からアルマトイ市内を見下ろします。
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緑が多くきれいな街です。実際に街中でも公園が数多くあり非常に整備されてました。
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一通り丘の上を散策した後はここから徒歩で市内まで下りていきます。
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先ほどのコクトベ(Kok-Tobe Hill)の頂上の先にはアルマトイタワーがあるのですが、今は登れないようです。
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丘から下りている途中でのアルマトイ市内の景色です。
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丘のふもとまで徒歩で下りてきて、そこから市内への路線バス乗り場があったのですが、大きな紙幣しかなく細かい現金がなかったために乗ることができず仕方なしに歩いてホテルまで帰ることにしました。歩いて帰るといってもホテルまで約8kmくらいあります。結局2時間くらいかけて気温35度以上の中ホテルまで歩いて帰りましたが、かなり疲労したためこの先長い旅のため体力を温存しホテルで小休憩した後にホテル近くの繁華街や街を散策し、アルマトイ観光は終了となりました。アルマトイ市内や郊外にはもう少し観光スポットがあり、もう1日あればよかったと感じましたが次回の機会にとっておきます。カザフスタンは天然ガスなどで潤っており、アルマトイも想像以上に都会で非常にきれいな街並みで治安も良いです。
<3日目>
この日は昼の便でアルマトイ(カザフスタン)からタシケント(ウズベキスタン)へ向かい、タシケントで約6時間待ちを経て鉄道でサマルカンドへ移動します。
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ホテルからアルマトイ空港へ向かう車からカザフスタンの鉄道が見えました。
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アルマトイ空港もこじんまりとした空港です。
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沖止めでしたのでバスで移動してタラップを上ります。
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シートは狭かったのですが、1時間くらいなので問題ありません。アルマトイ~タシケント間は約800kmくらいの近距離で、東京~広島と同じくらいの距離です。
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1時間くらいしてタシケントの街並みが見えてきました。
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タシケント空港に到着しました。ここはウズベキスタンの首都空港ですが大きくない空港でした。窓からウズベキスタン航空の機体も見えます。この後スムーズに入国審査を終えました。現在の時刻は14時前、タシケント駅からの列車発車時刻が19:40発のため約6時間くらいの待ち時間を過ごさなくてはならないのですが、タシケント駅は待合室が狭く座って過ごすカフェなどもあまり無いという情報から空港で待ち時間をつぶそうと計画していました。入国審査を終えて外へ出たものの、出発ターミナルに入るにはパスポートチェックと当日のeチケットチェックをしないと入れないため、結局タシケント駅で時間をつぶすこととなりました。Yandex Goにクレジットカード登録ができるかトライしてみると、ここウズベキスタンではクレジットカード登録ができました。
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この日のタシケントの気温は39度と暑すぎました。空港からタシケント駅までYandex Goで車を呼んで10分ほどでタシケント中央駅に到着です。タシケント中央駅は外観は立派な駅舎です。
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中に入ると古い駅舎で待合室はベンチが50席くらいはあったものの、列車を待つ人でほぼ満席です。お店もキヨスクみたいな売店が数件あります。ここで約5時間以上を過ごします。
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待合室の入口に日本と同じタイプの自動販売機が。海外では自動販売機が珍しいので写真を撮ってみました。
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暇なので待合室を出たり入ったり、駅のホームまで行ってみたり。ホームには旧ソ連時代の客車かと思われる列車が止まってました。
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ようやく出発時間前になり高速鉄道アフラシャブ号が入線してきました。スペインのタルゴの車両です。タシケントからサマルカンドまでは距離が約340kmで2時間半かけて走ります。最高時速210km前後のようです。
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列車が発車してから無料の軽食が配られました。
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ようやく22:10にサマルカンドに到着です。アルマトイのホテルを朝出発してから長かった~。この後Yandex Goで15分ほどでホテルに到着です。

サマルカンドのホテルは「Zarafshon Parkside Hotel」です。ここは古いお屋敷のような建築を改装しホテルとして利用されています。いつも泊まるホテルとは違いなかなか趣のあるホテルでした。(写真は翌日の昼に撮影したもの)
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チェックインし荷物を置いて、すでに23時になっていたのですが居ても立っても居られないため、この旅の最大の目的地であるレギスタン広場へ。ホテルから2kmほどあるのですが、徒歩で急いで向かいました。
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着きました!!ウズベキスタンと言えばでお馴染みのレギスタン広場です。23:30過ぎでもライトアップされていて非常に幻想的で感動しました。見た後は来た道をホテルまで歩いて帰り、この後就寝となりました。
<4日目>
4日目は青の都サマルカンドの建築物と街並みの1日観光です。サマルカンドは日本でいえば京都のような古都という感じで、ウズベキスタン観光の目玉となる都市です。

ホテルの部屋から中庭を見渡すとこのような景色が。宮殿に泊まっているような感覚です。
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さて、お楽しみの朝食です。野菜果実やパン類、チーズ、ヨーグルト等豊富でよい感じです。そういえばカザフスタンにもウズベキスタンにもスイカが豊富にありました。スイカって勝手に日本のイメージだったんですが、中央アジアでも多く栽培されているようです。
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自分的に食べる朝食はいつもほぼ同じメニューです。
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朝食後は早速市内観光をスタートです。昨夜も通った道を進んでいきます。この日は朝の気温が約30度、昼夕の気温は約35度くらいありました。
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2km歩いてレギスタン広場に到着です。昨夜のライトアップされた景観とは違いこれはこれで非常に美しい景観です。空も雲ひとつもない快晴ですね。マドラサというイスラム教の神学校が三棟建っており、左手がウルグ・ベク・マドラサ、右手がにシェル・ドル・マドラサ、中央奥がティリャー・コリーモスクマドラサです。
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入場料(約800円)を購入し広場の中へ入ります。クレジットカードが使えました。
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右側のシェル・ドル・マドラサです。
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左側のがウルグ・ベク・マドラサです。
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中央のティリャー・コリーモスクマドラサの中庭に入ってみました。
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民族衣装を着て撮影している人も。新婚さんの写真撮影でしょうか。世界遺産とウズベキスタン民族衣装の組合せはなかなか映えますね。
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30分ほどレギスタン広場を見た後は、1kmくらい歩いてビビ・ハニーム・モスクへ。ビビハニム・モスクは、アミール・ティムールが王妃のために建てたモスクです。
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中庭に入るとこのようなガラス張りの台があり、これは巨大なコーランを置く台で、この周りを願いをかなえながら3周まわると願いがかなうらしいです。この後少々体調が悪くなりYandex Goを呼んで一度ホテルに戻ることにしました。
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ホテルで小休憩したところ、体調が回復したため観光を再開します。ホテルからYandex Goでウルグ・ベク天文台へ来ました。ここはティムール朝の王で天文学者でもあったウルグ・ベクの作った天文台です。
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写真撮影代を含んだ入場料は約700円と高めで、博物館があるのですが小さくて2~3分ですぐに見終わる感じでした。珍しく行かなくてよかったかもと思った少々残念な観光スポットでした。
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次は2kmくらい歩いてシャーヒ・ズィンダ廟群です。ここは廟群というお墓の集まりなのですが、これぞサマルカンド・ブルーという美しい青の霊廟が建ち並んでいます。ここもレギスタン広場と並ぶサマルカンド観光の名所です。
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きれいな建築物に、これぞウズベキスタンを感じる瞬間です。

建築物の天井を見ても緻密な模様が無数に描かれており、非常に繊細できれいな幾何学模様です。
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青色のタイルが映えますね。人気の観光スポットということで多くの人が訪れていました。

どこを見てもウズベキスタンらしい景観といえますね。
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次はシヨブ・バザールに向かいますが、遠目からビビハニム・モスクの写真を撮ってみました。
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シヨブ・バザールはビビハニム・モスクの隣にあります。ナンやドライフルーツ、スパイス、新鮮な果物やナッツ類などが並び、地元の人も買い物をしている姿が見られます。この後はゆっくりホテルまで戻り、夕方もホテル周辺を散歩しサマルカンドの1日観光は終了となりました。
<5日目>
5日目はサマルカンドから次の目的地ブハラに向かいます。
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まずはホテルからサマルカンド駅までYandex Goを呼んで到着です。
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中に入るとタシケント中央駅より広かったです。
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ホームに出てみると、またソ連時代のような古い客車が止まってました。
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ブハラまでの移動も高速鉄道アフラシャブ号です。タシケント=>サマルカンド=>ブハラというようなルートで走っているので、今回は途中のサマルカンドから乗車です。
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サマルカンドからブハラまでは約2時間の列車旅です。先日のタシケント=>サマルカンドへの車窓は夜だったので全く外は見えませんでしたが、今回は日中のためずっと外を眺めていました。とはいっても車窓はほとんどこんな感じです。
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約2時間後ブハラに到着しました。終点ですので全員降ります。
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ブハラ駅です。何かどの駅も建築方法が一緒なのか全部同じに見えます。
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ブハラ駅からYandex Goでホテルまで約30分で到着です。ブハラのホテルはMercure Bukhara Old Townです。
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チェックインして15時ごろになっており、朝食しか食べてないためお腹がすいてきました。ちょっと早いですが、夕食を食べに行きたいと思います。海外でもあまりローカルなレストランで外食をしないのですが、今回はネットで見てて美味しそうだなと思える店を見つけていたので、そのレストランへ向かいます。
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ホテルから約1kmほど歩いて、Old Bukhara Restaurantに到着です。(写真は翌日夜に撮ったもの)
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夜は混んでいる人気店のようですが、まだ15時過ぎでしたので予約なしに入れました。素敵な中庭があり、2階の小部屋に案内されました。
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英語のメニューがあり、店員さんがおすすめを案内してくれました。ちなにに子の小部屋はテーブルが6~7つくらいあり、私を含めて3組しかいなかったのですがすべて日本人でした(苦笑)。ブハラはウズベキスタンでも結構田舎のほうですが日本人恐るべしと感じた瞬間です。とりあえず前菜としてトマトのサラダを注文しました。トマト+バジル+オリーブ+パクチーのような味で非常に美味しかったです。
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ラムの骨付き唐揚げのようなもの。本来ラムとか苦手で食べないのですが、これは臭みもなく本当に美味しかったです。ビールも一緒に注文しましたが、ビールにめちゃくちゃ合います。この他にもシャシリクという串刺しの牛肉も食べました。海外の外食でこんなに美味しかったのは初めてです。お腹も心も満腹となりました。食べ過ぎたので一度ホテルへ戻り休憩です。
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途中の個人商店のようなところへ寄ってみましたが、大きなスイカが売られていました。中央アジアではスイカの栽培も盛んのようです。
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ホテルの近くに、ウズベキスタン名物の大きなナンが売ってました。ベーグルというか少し柔らかめのフランスパンのような味です。
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1個買ってみましたが、何と3000スム(約35円)という格安です。

夜になったので20時からライトアップされるというブハラ一番のシンボルスポットである、カラーン・ミナレットまで歩いて向かいます。日没が遅いため、これでもすでに19:20頃の写真です。

カラーン・ミナレットに到着し、少し待っていたら20時前くらいにライトアップされました。きれいで神秘的ですね。中央アジアですが、イスラム系の建築が多く中東のような雰囲気でもあります。この後はホテルへ戻って就寝となりました。
<6日目>
6日目はブハラの1日観光です。
①チャール・ミナール=>②ナディール・ディバンベキ・メドレセ=>③クケルダシュ・マドラサ=>④ラビハウズ=>⑤ナディール・ディヴァン・ベギ・マドラサ=>⑥マゴキ・アッタリ・モスク=>⑦タキ・バザール=>⑧ウルグベクメドレセ=>⑨アブドゥールアジスハーンメドレセ=>⑩カラーン・ミナレット=⑪アルク城=>⑫ボロハウズモスク=>⑬イスマイール・サーマーニ廟と全て徒歩で周る予定です。

まずはブハラでの初朝食。ホテルの朝食レストランです。種類も豊富ですべて美味しそうですね。ホテル朝食は旅行の1つの楽しみです。

テラス席があったので、テラスで食べてみました。

ブハラの街並みを見ながら食べる朝食は格別です。
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朝食後はブハラ観光のスタートです。今日も朝から暑く日中は38度くらいになるそうです。まずは①チャール・ミナールです。ここは有料でしたが、屋上に登れました。
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屋上から見た景色です。屋上といっても3階くらいの高さなんで、そんなに良い景色というわけではありません。
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次はラビハウズ中心のほうへ歩いていきます。ここは街の一番の中心地なので、道もきれいに舗装され、観光地化されています。
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②ナディール・ディバンベキ・メドレセです。ラビハウズ隣にあります。

③クケルダシュ・マドラサです。これも隣にあります。
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④ラビハウズというブハラの旧市街にある人工池です。ブハラの中心地(繁華街)で、周りにはレストランやカフェ、お店などがあります。
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⑤ナディール・ディヴァン・ベギ・マドラサです。
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次の観光スポットに歩いていきます。映画のワンシーンに出てきそうな街並みです。
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⑥マゴキ・アッタリ・モスクです。1934年に発掘されるまで、ほとんどの部分が地中に埋まっていたモスクです。
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⑦タキ・バザールにやってきました。良い雰囲気ですね。
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⑧ウルグベクメドレセです。
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⑨アブドゥールアジスハーンメドレセです。ウルグベクメドレセの向かい側にあります。青色のタイルが映えますね。
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次はカラーン・ミナレットまで歩いていきます。この景色、千葉にある有名なテーマパークの中東エリアのようです。
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⑩カラーン・ミナレットにやってきました。昨夜も来ましたが、日中は気温は35度以上あったためか人が少なかったです。
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⑪アルク城です。ラクダさんがいました。

アルク城の屋上です。約100年前にソ連軍に破壊されたそうで、破壊された更地みたいになっています。
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アルク城の屋上から見た、カラーン・ミナレット方面の景色です。ウズベキスタンらしい街並みが見渡せます。
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⑫ボロハウズモスクです。アルク城の隣にあります。

⑬イスマイール・サーマーニ廟の入口です。
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中は公園のようになっており、一番奥にイスマイール・サーマーニ廟がありました。ここでブハラの主要な観光スポットは周りました。時間的にはお昼前後ですので、周る箇所は多かったのですが比較的狭いエリアに観光スポットが集中しているため、半日程度で周れました。暑すぎてバテたので、この後はホテルで休憩してから昼食を食べに行きたいと思います。
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ホテルへ一度戻った後、近くの有名なプロフ屋さんに来ました。

昼過ぎで有名店ということもあり、かなり混んでいました。
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プロフとは、米、肉(主に羊肉)、人参、玉ねぎなどを油で炒めてから炊き上げる、ウズベキスタンを代表する伝統的な国民食の炊き込みご飯(ピラフ)です。メニュー上から2番目の1人前43000スム(約500円)と、トマトサラダとスプライトを注文しました。
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プロフ(ピラフ)が来ましたが量が多い。さらにスプライトはペットボトルできました(苦笑)。プロフは美味しかったですが、オイリーな感じです。小サイズでよかったかもしれません、少し食べ過ぎました。食後、ホテルへ戻って小休憩となりました。日中は暑すぎて外に出るのは体力を使うため、夜涼しくなったらになったら再度散策しようと思います。
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夜になり昨日も来たOld Bukhara Restaurantに2日連続で夕食を食べにやってきました。お昼に食べたプロフがお腹に残っていたものの、昨日美味しかったので再訪問しました。
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まずはブハラのサラダです。フォークで崩すと崩れるのですが、味や触感はマヨネーズ味のスパゲッティサラダです。
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メインは、羊肉の煮込みを食べました。昼食を食べていたため、サラダの時点でお腹がいっぱいになり、量が多いこの肉料理を食べるのに苦労してしまいました。
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かなりお腹がいっぱいになったため周辺を散歩してからホテルへ帰ることにしました。夜は気温も涼しくなりライトアップされ、人通りもかなり賑やかです。
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ライトアップされた、カラーン・ミナレットです。21時過ぎですが幼稚園や小学生くらいの子連れの地元の方が多くびっくりしました。多くの小さい子が元気に走り回っていました。日本なら小さい子は寝る時間ですが、夜になって涼しくなってから外に出るようです。
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非常に幻想的ですね。ここに来るのはすでに3度目です。この後はホテルへ戻って6日目も終了となりました。
<7日目>
7日目はブハラからタシケントへの移動日です。
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まずはホテルでの朝食から。良い景色ですね。
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ホテルをチェックアウトし、Yandex Goでブハラ空港へやってきました。

空港の入口で荷物検査を受けチェックインカウンター前で待つことに。ブハラ国際空港という名前ですが、チェックインカウンターが4つしかありません。また出発2時間前ですが、カウンターにスタッフがいません。本当にここでよいのか不安になりました。やっと1時間半を切ったころにスタッフが出てきてチェックイン開始となりました。
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搭乗ゲート前の待合室です。まるで公民館の待合室みたいです、、、。
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搭乗口から徒歩での搭乗です。徒歩での搭乗は初めてかもしれません。ブハラからタシケントまではSilkaviaという新興の航空会社で約4年前に設立されたウズベキスタンの航空会社です。プロペラ機でバンコクエアウェイズから買った中古機のようです。

機内はこんな感じです。

久しぶりのプロペラ機で少し不安でした。プロペラの真横席でプロペラが外れてこちらに飛んでこないよね?、とよからぬ不安を抱きました。この後、無事に1時間ほどでタシケント空港へ到着しました。

空港からはYandex Goでホテルへ。タシケントのホテルは、Crowne Plaza Tashkentです。部屋もきれいなホテルで満足でした。

夕方になりタシケント市内の散歩を兼ねて夕食を取りに出かけました。

ホテルから歩いて4kmほどの、ネットで目星をつけていたAfsona Shevchenkoというレストランへ行きました。シャシリク5本セットというのを注文するか迷い、店員さんに「1人では量が多すぎですか?」と尋ねたところ、「量は多いと思うけど、食べられない量でもない」というような返事だったので注文してみました。結果的に食べられたのですが、量がかなり多く2~3人でシェアする量でした。

かなり満腹となったためホテルまで歩いて帰るのがしんどくなり、街中で多く見かけた電動キックボードで帰ろうと思ったのですが、ロック解除の仕方や支払い方法がわからないので躊躇。ハンドル部分にあったQRコードを読み取ると、タクシーアプリのYandex Goのアプリが起動し、同じアプリ内で電動キックボードが乗れることが判明。1分いくらみたいなプランを選んでアプリの確定ボタンをスライドしたら、ロックが解除されました。日本では電動キックボードを乗ったこともなかったため、操作方法が不明だったのですが、試していくうちにハンドル横に右手親指で押すアクセルボタンがあることが分かり、無事に乗ることができました。初めて乗りましたが最大時速20kmというのが思ったより早いこと、道路の小さな段差が結構きついという苦難もありましたが慣れてくると快適に。乗らないとアクセルが動かない設計になっています。暑い中歩いていたのが馬鹿らしくなり、タシケント滞在中5回ほど乗ってしまいました。これで7日目も終了です。
<8日目>
8日目はタシケント市内観光です。

まずはCrowne Plaza Tashkentで初めての朝食です。食材も豪華ですね。

朝食はいつものメニューです。

朝食後は早速タシケント観光です。今日の日中の気温は35度以上です。

このようなきれいな街並みを歩いていきます。

まずは、ハスト・イマーム建築群にやってきました。ここはイスラム建築の複合施設で、多くのモスクやメドレセが建っています。イスラムの歴史と宗教、建築を感じることができ、タシケントで象徴的なエリアとなっています。現在はこのエリア全体で大掛かりな工事中でした。


このモスクも工事中でしたが、今まで見たモスクで一番大きいモスクでした。

横から見たモスク。

模様も細やかで、青色タイルが壮観ですね。

次はチョルス・バザールにやって来ました。

食べ物、農産物、果実、衣類、食器、布、食品、家庭用品など多種多様なものが売っている大きな市場でした。

次はクケルダシュ・ マドラサです。マドラサ(メドレセ)はイスラムで、神学・法学などの高等教育受けたり、イスラム教の指導者を養成するための神学校です。

中に入ると10~15人くらいの教室がいくつもあり、中で20~50歳代くらいの女性が授業のようなものを受けていました。

タシケントシティモールです。タシケントには近代的な街もあります。

次は独立広場まで向かいます。途中で多くの警官が周辺を警備をしている箇所があり緊張が走りました。スマホで調べると歩いている道の川を挟んだところには何とウズベキスタン大統領府がありました。

この街並みもきれいですね。

独立広場の公園を歩きます。ここも大統領府に隣接しているため多くの警官がいます。

独立広場です。

次はタシケントの中心に位置するアミール・ティムール広場です。後ろの建物は旧ソビエト時代の象徴的な有名ホテルだったウズベキスタン・ホテルです。

次は、聖母被昇天大大聖堂です。建築は1871年で150年以上の歴史です。

タシケントの地下鉄にも乗ってみました。旧ソ連の面影を感じる駅です。

「道」です。おもわず写真を撮ってしまいました。

地下鉄を降りて、タシケントテレビ塔に向かいます。

展望台まで登ってきました。高さ375メートルのこのタワーは1980年代に建設されたようです。ここからタシケント市内を見渡せます。

高層ビルはそんなになく、平屋の家が多いですね。緑がかなり多い街です。

宿泊しているホテル方面を見渡すと、遊園地やプールが見えました。

テレビ塔からホテルまでは3kmくらいあったので、電動キックボードで帰ってきました。だいぶ乗りなれてきました。この後はホテルでゆっくりし、すべてのウズベキスタン観光はここで終了となりました。
<9日目>
長かった旅も終わり、今夜帰国します。

朝食を食べた後、お土産を買いに2km離れたスーパーへ電動キックボードでやって来ました。スーパーは他の海外にあるスーパーと品揃えも一緒です。この後ホテルへ戻り、出発前までホテルでくつろいでました。

ホテルをチェックアウトし、出発時間より早めにタシケント空港に到着です。

タシケント空港内もこじんまりした空港です。お土産屋などを見ながら時間をつぶしました。

出発時間になりバスで飛行機まで向かい搭乗です。

まずはタシケントからアルマトイまで1時間ちょっとのフライトです。

タシケントを離陸すると窓から、昨日訪れたタシケントテレビ塔が見えました。
<10日目>
日が変わり、深夜発で乗り継ぎのアルマトイ=>ソウル便に搭乗です。

日本には無い飛行機の照明色ですね。

アルマトイを離陸しました。さようなら、カザフスタン。

6時間ほどのフライトでソウル仁川空港に到着です。

仁川空港では、ちょうど1年前にも見た朝鮮時代伝統文化の催し物です。1年の経過は早いものです。

仁川=>成田はアシアナ航空です。この後2時間ほどで無事に成田空港へ到着しました。10日間の旅行は長かった~。
これで「ウズベキスタン・カザフスタン旅行記」は完了です。
ウズベキスタンやカザフスタンは治安も良く、食事も日本人には合うのではないかと思います。また世界遺産も多く、かなり見どころも多い国で物価が安いためおすすめです。日本人観光客も想像以上に多く子連れの家族も多く見ました。ぜひ一度行かれてみてはいかがでしょうか。
最後に良い点と、注意点を記します。
【ウズベキスタン・カザフスタンの良い点】
・ホテルやレストランは英語が通じることが多い。
・物価は比較的安い。
・治安は日本と同じくらい良い、想像以上にきれいな街並み。
・食事も日本人には合う。
【ウズベキスタン・カザフスタンの注意点】
・Yandex Go(Uberのロシア版)というアプリは必須。
=>Yandex Goをクレジットカード登録するには、現地に行ってからでないとできない。ただし私はカザフスタンではカード登録できずすべて現金払いとなった。ウズベキスタンは現地でカード登録ができた。
・7月、8月は酷暑で、35度~40度となる。
最後まで読んでいただき有難うございました!
【了】
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