
手提げ袋で受け取ります
2025年7月7日(月)、東京外国語大学アゴラ・グローバル1階カフェスペースにて、「TUFSフードパントリー」が開催されました。
この取り組みは、本学同窓会組織である東京外語会からの寄附により実施されたもので、昨今の物価高騰、とりわけお米の値上がりなどによって食生活に不安を抱える学生を支援することを目的としています。
今回の学生支援事業は大学より委託を受け、東京外国語大学生活協同組合が支援物資の手配・袋詰めおよび当日の配布を担当しました。
当日は朝から30度を超える真夏日となりましたが、配布開始前にはすでに多くの学生が会場に集まりました。用意された300名分の支援物資は、配布終了予定時刻である15時を待たず、正午にはすべて配布完了となるほどの盛況ぶりでした。
配布された手提げ袋には、野菜ジュース、お米、長期保存可能なパン、カップ麺などが詰められており、学業や課外活動に忙しい学生でも手軽に食事が摂れる内容となっています。受け取った学生のひとりは、袋の中にカップ焼きそばが入っているのを見て、「自炊も大変な時期にこういうものは一番助かる。本当にうれしい」と話していました。
事前申込は不要で、当日は学生証の提示により在学生であることを確認しながらの配付が行われました。
今回の企画は、東京外語会からのあたたかな支援のもと、物価高騰の影響を受けやすい学生生活への実質的なサポートとして実現されました。
東京外国語大学生活協同組合では今後も、学生生活の安定に資する支援について、大学・同窓会と連携を深めながら、継続的に取り組んでまいります。