6月9日(月)、東京外国語大学の2階食堂「さぼおる」に、ある“特別なパン”が並び始めました。名を「シナモンデニッシュロール」。学生委員会TuCoSと共催で実施された「新作パン総選挙」において、見事1位に輝いた一品です。
この企画は、5月に開催された学生総代会に合わせて実施されたもので、総代事前ミーティングではまず10種類の候補から予選投票が行われました。その後、総代会当日の試食投票にて3品の中から最終決選が行われ、「シナモンデニッシュロール」が支持を集め、選ばれました。
生地に折り込まれたシナモンの香りと、ふんわりとした食感が特徴のこのデニッシュは、6月20日(金)までの期間限定販売。価格は税込220円で販売され、そのうち1個につき10円が、大学生協の「たすけあい奨学制度」へと寄付される仕組みとなっています。
「たすけあい奨学制度」は、扶養者を亡くした学生など、経済的困難を抱える組合員に対し、返還不要の12万円の奨学金を給付する制度です。その財源は、生協組合員からの寄付や賛助によって支えられており、今回のような取り組みを通じて、組合員同士の「顔の見える支え合い」が静かに、しかし確かに広がっています。
学生による発案・選定・企画運営によって誕生した、甘さとぬくもりを感じる一品。食堂で手に取ることで、日常の中に小さな“たすけあい”の輪を広げることができる——そんなさりげないつながりが、学びの場をより豊かにしています。
▼学生委員会TuCoSが作成したPRポスター
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