お店からのお知らせ

2013年08月01日(木)

環境を守る取り組み

お知らせ

■間伐材を利用した箸
●森を守る
森を守り育てるために,やらなければならない作業が間伐です。
建設資材などに利用できるように、成育に合わせて間引き・枝打ちを行います。
国内の森林は需要不足のため荒廃しつつありますが、

間伐材を使うことにより、「森を守る」ことへ貢献します。

●障害者の参加・リハビリ
近年の不況の中、長い就職難が続いていますが、障害を持った人たちにはますます参加が困難な社会となっています。
そんな中、割箸を作る上で大切な、それでいて簡単な過程に福祉施設のメンバーが参加しています。
そういった作業がリハビリにもつながるということです。

●間伐材箸(樹恩箸)の製造現場セルプ箸蔵

●無漂白だから体に無害
これまで割箸といえば、輸入割箸がほとんどでした。輸入割箸はたいへん安価なのですが、開発途上国を中心に森林乱伐採の原因の一つとして批判されています。また、それらの多くに漂白剤や防腐剤が添加されており、たしかに見た目には美しいのですが不安が残ります。
生協の国産割箸は年輪や節の赤い部分とその他の白い部分などが混ざっていますが、これが木の本来の色なのです。また健康な杉はそれ自体に殺菌作用を持っています。見た目にはきれいとは言えませんが、安心・安全の証拠です。

●洗わなくてもできる割り箸リサイクル
使用済みの割箸はすべて回収し、小名浜合板(株)でパーティクルボードにリサイクルします。
決して、また「割箸」になるわけではありません。
 「パーティクルボード」とはカラーボックスや棚、テーブルなどの芯材となっているもので軽くて丈夫です。たくさんの小さな木片が押しつけられた様な板を見たことありませんか? 家の床や壁などにも使われています。

下膳口に専用の回収箱を置いてありますので、使用済み割箸の回収にぜひご協力ください。

 
これまで割箸が敬遠されていた理由は「森林の乱伐につながる」ことと「ゴミ問題」からでした。
大学生協の間伐材を利用した国産割箸は、そのどちらの問題とも無縁のものです。
むしろこれらの問題を解決するための一つの方法だと考えています。

農工大生協は、今後さらに日本の森林や環境問題について組合員のみなさんとともに考え、行動していきたいと思います。
このとりくみにへのご意見や疑問、割箸を使ってみての感想などを、ひとことカードなどでぜひお寄せください。

ページの先頭へ