お店からのお知らせ

2023年04月05日(水)

2022年度 慶應生協活動ダイジェスト

本部|お知らせ

2022年度決算(速報)長年の累積赤字を解消

2022年度の最終決算は5月25日の総代会にて確認、議決いただくものですが、速報値としてお知らせいたします。
長年抱えてきました累積赤字が解消され、黒字転換となりました。生協を応援いただき、ご利用いただいた組合員の皆様に感謝申し上げます。とはいえ、未だコロナ禍の影響を強く受けており純粋な事業のみで黒字化をはたせておりません。この3年間は事業外での財務的な施策(土地売却やCO・OP 共済連への共済事業譲渡※)で何とか乗り切ってまいりました。2023春からの巻き返しをはかりたいと考えます。これからも「出資をし、意見を出し、利用する」生協運営への積極的なコミットをいただきますよう何卒お願いいたします。※2022年度末、学生総合共済事業はCO・OP共済連合会に譲渡いたしました。元受団体は変更となりましたが共済事業と活動はそのまま引き継がれております。

2022年度の共済給付状況

2022年4月~2023年3月期、コロナ給付が非常に多くあり、昨年の給付額を大きく超過しています。
非常に多くの学生さんを助けることができました。
コロナ禍の影響もあり、食堂で栄養相談をおこなうような人を集める活動を控えてまいりました。
2023年度はぜひ健康企画・病気予防活動なども復活させたいと考えています。
<1年間の合計件数と金額>
件数 2021年度:1,250件 → 2022年度:3,667件 293%増
金額 2021年度:7,160万円 → 2022年度:2億8,555万円 398%

「たすけあい奨学制度」に1,061,190円の寄付が集まりました。

たすけあい奨学制度は、扶養者を亡くされた学生の学業継続を応援するため一時金を給付する制度です。一般財団法人全国大学生協連奨学財団が運営しています。慶應生協でも卒業時・退職時に生協を脱退される方に呼びかけたり、様々な企画や店内での寄付を呼び掛けたり、年間を通じて寄付を募っています。2021年10月~1年間で塾生からの申請は7件あり、そのうち5名に給付することができました。発足当時の1992年からの累計では69名の塾生に給付を実現しています。これからもご協力をよろしくお願いいたします。
たすけあい奨学制度 https://www.univcoop.or.jp/syogakuzaidan/

三田 院生さんの発案で古書リサイクル

SDGsと学生支援の観点から古書販売をおこなってはどうかと院生さんからご提案いただき、大学の許可も得て実現しました。
院生を中心とした学生に非常に喜ばれました。書籍を拠出いただいた教員のみなさんからも「学生支援になるなら」と4000冊を超える書籍を提供いただきました。ありがとうございました。書籍は査定などは一切せず、安価で販売しました。利益から生協の諸経費を除き、209,610円を「たすけあい奨学制度」※へ寄付させていただきました。2022年10月までの1年間で5人の慶應生に給付をおこなうことができました。
※急な事故やご病気等で扶養者をなくされた方に、一時金を給付する奨学制度です。

続々新店舗がOPEN!!

●日吉「銀杏庵」・・・2022年春にOPENした、うどん・そば、てんぷらのお店です。ウッド調の落ち着いた内装で1人席も多く、静かにゆっくりしたい方たちにも人気です。季節のメニューも豊富で、天ぷらは週替わりメニューもあります。
●矢上「矢上ベーカリー」・・・ラポワールさんが撤退した後の場所を生協が引継ぎ、2022年6月に焼き立てパンのお店としてOPEN。安く美味しい焼き立てパンを提供しています。2023春からはオリジナルのり弁も発売。テイクアウト需要に応えます。
●三田食堂ミニパンショップ・・・「購買が遠い・・」ろいう長年の上級生からの不満を解消するため、大学の許可もいただき、小さい規模ながら食堂入り口に購買店舗を実現しました。2023年4月OPEN。お菓子と飲みものが中心の店舗ですが、今後は弁当、文具・雑貨なども展開する予定です。

日吉教科書センター発足

2022年4月に日吉の教科書を販売するための日吉教科書センターが発足しました。コロナ禍をきっかけに教科書はWEB注文して店舗受取り(もしくは配送)というしくみが定着しつつあります。以前のように、教科書入手のために銀杏並木まで長蛇の列がつくられることもなくなりました。
2019年春までは日吉メディアセンター横にプレハブを建て臨時販売所を設置していましたが、消防署からのご指導で使用不可となりました。コロナ禍最初の2020年春は別の場所にプレハブを建てて通信販売を行いましたが、大量の在庫裁くには面積が不足し、従業員の安全も確保できないと判断しまして、2021年春は(当時閉店していた)矢上食堂1Fを当年度のみというお約束でお借りして通信販売をおこないました。
日吉購買棟2Fの書籍専門店を教科書専門店に変更することについては理事会でも協議を重ねましたが、どうしても2022春までに大量の教科書を販売する場所を確保せねばならず、また学生にとって教科書は必需品であることから、日吉購買棟2F部分は教科書センターとすることを議決しました。それまでの書籍在庫は相当数減量することとなり、一部を1F購買店に移しています。
とりわけ教員の皆様から「学内にある書店の在庫量としては不足しており、学生がかわいそうだ」という意見を頂戴しております。近年オンライン注文が非常に増えており、以前と同じ在庫量は不要と考えますが、それでも現状は少なすぎると考えており、2023年度以降日吉購買の改装を予定することに加え、教科書シーズンオフに古書販売企画を開催することの準備も進めております。

食材費・物件費高騰の中、カレーの価格を維持

食材費、物流費、水道光熱費などが高騰する中、生協食堂も価格改定を余儀なくされ、2023年2月に多くのメニューが値上げとなりました。600を超える学生アンケートにて「せめてカレーだけは価格の維持を」という声が多く出されたことを受け、慶應生協ではカレーの価格を維持することとしました。また、バランスの良い食事を続けてほしいという願いから小鉢メニューも据え置きしました。
現在、カレーライス(中)は286円にて提供されています。学生の願いで実現した据え置き価格です。

生協アプリ、マネー決済開始

2022年9月1日より、生協のレジシステムが刷新され、生協アプリによる組合員証表示と生協のオリジナルマネー決済が始まりました。
引き続き交通系ICやクレジットカード、現金ももちろん使えますが、マネー決済が一番決済スピードが速いため、新入生を中心に普及が進んでいます。これに伴い10%の書籍値引がポイント還元への移行しました。生協理事会でも時間をかけて検討し、学生さんの「ポイントがたまるのは嬉しい」という意見も取り入れての移行措置でしたが、上級生を中心に「以前の割引の方が良かった」という声もあります。この一連のシステム変更は慶應生協以外の全国の大学生協と足並みをそろえておこなっている変更のため、早急に元に戻すということが難しいものです。引き続き学生さんの声に耳を傾け、よりよい仕組みとなるよう努めます。還元率の高いセール・フェアの実施、便利なwebサービス等、これまでの値引サービスを凌駕するような高いサービスが提供できるよう頑張ります。
食堂では組合員証を提示しなくともマネー決済を選択すると自動的に組合員価格で会計となります。春と秋の年2回、チャージプレミア企画もおこなっています。ぜひアプリを導入して便利にお得に生協を活用ください。

 

学生さんと慶應グッズ(トレーナー)開発

昨年度は体育会の学生さんとパーカーをつくりました。引き続き2022年度は生協学生委員会メンバーとトレーナーを製作。
初日に50着が完売し、追加するほど人気があります。現在も生協各店舗で販売中です。

藤沢 購買リ・デザインプロジェクト

藤沢キャンパスには2019年にΘ館地下にローソンがやってきました。(生協がオーナーとなり運営しています。)その際に1Fの生協購買の食品販売部分はなくなりました。オープンから半年でコロナ禍に入ったこともありそのまま放置されていたのですが、この場所を有効活用しようと集められたのがこのプロジェクトです。たくさんの学生さんが関わり、2023年春に「みんなで育てるカフェ」としてプチ・改装されました。なんと学生さんたちが自ら材料を購入し、壁と床を張替えてくれました。「自分たちの生活は自分たちで変える、良くする」という熱意あふれるプロジェクト。これからも夏にむけて第2弾の改装をおこなおうとプロジェクトは続けられています。この春は要望が多く寄せられた焼き立てパン販売も開始しています。

 

日吉:早慶戦応援メニュー

毎年、日吉食堂では応援部さんと協力して慶應スポーツを応援しています。
今年はいつもと異なった趣向で早稲田生協と協力し、応援メニューの売上を競うことで早慶戦の応援にいこう!というキャンペーンをおこないました。結果は惜敗でした・・・生協は今後もお店をあげて慶應スポーツを応援していきたいと思います。

日吉:アゼルバイジャン・ミャンマー難民支援メニュー

学生団体「M4R」さんの持ち込み企画を日吉食堂が支援して、募金付きのメニューが実現しました。
こうした国際貢献活動へ関心を寄せる学生が増えており、今後拡大していきたい活動の1つです。
画像は学生さんがつくってくれた、難民の実態を伝えるニュースとメニューの紹介POPです。

日吉・矢上 学生と一緒に「のり弁」開発

対面授業が本格的に復活する春にむけて、ランチ難民を少しでも減らそうと学生と生協が「のり弁」を共同開発。味、見た目、大きさ、そして環境配慮された容器の選定まで、学生の意見を細部に取り入れて開発しました。
2023年3月に日吉キャンパスで発売されます。矢上は4月から発売されます。長く愛されるお弁当にしていきたいです。

学生の知恵と経験がつまった「塾生パソコン」

上級生ならでは経験や知恵をもとに新入生のために選定する「塾生パソコン」は、毎年1000人の新入生が利用しており、手厚いサポートサービスも含めて定着している事業です。この数年は講義でのPDF利用も進んだためか、タブレットにもなる2in1パソコンがクラムシェル型に台頭してきました。またメモリが16GBのPCを購入される学生が増えています。新入生への丁寧な説明と購入後の手厚いサポートも含め、しっかり勉学環境を支える道具を提供しています。


 

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